6歳のときにヒマラヤを越えて、チベットから亡命した少年。いまはインド北部の町ダラムサラのチベット亡命政府が運営する「チベット子ども村」に寄宿し、学んでいる。
オロと同じ「チベット子ども村」に寄宿する姉妹。長い休みにはいつも一緒に遊ぶ仲良し。
夫ワンチェンの無実を信じて、毎朝暗いうちからパンを作り、街頭で売って家族の生計を支えている。
チベット本土で映画をつくったという理由で逮捕され、いまは中国の刑務所にいる。
チベットにいるときは知らなかった遠い親戚のおじさん。少年時代、中国と闘って刑務所に入ったらしい。
オロがダドゥン姉妹と遊びに行ったチベット難民受付センターで出会う、亡命してきたばかりの青年。
一度目の亡命に失敗し、中国警察に捕まってひどい目にあった運の悪い友だち。二度目の亡命は成功した。
ネパール・ポカラのタシ・パルケル難民キャンプで出会う難民三世の姉妹。オロをほんとうの弟のようにかわいがる。
我が子のようにオロを家庭に招き入れる難民二世の三姉妹の両親。モゥモ・チェンガの親戚。ヒマラヤの観光地で手作りのアクセサリーを売っている。
岩佐監督が10年前につくった映画の主人公。1959年に亡命したダライ・ラマ14世の後を追うようにネパールへきた難民一世のおばあちゃん。